勉強でもスポーツでも、習いごとでも
なんでもそうやけど、子どもが何かをやり遂げたことに対して、思うような結果を残せなかった時にイライラしちゃう親。
わかるよ、悔しいのは。
それだけ自分の子どもと一心同体…
なんて気になってるのかもしれない。
わたし的にいうと、
それは親の思い上がりやけどね。
わたし、昔から感受性が強くて喜怒哀楽が激しいと思ってるんやけどね。
でも親になってね。
自分のことでそうなのは良いけど、子どもに起きてることまでも同じように扱うのは違うなって思ってるんです。
子どものことで上手くいかなかった場合に、親がイライラしちゃうとね。
子どもの感情を見落とすよ。
まあ、何が良いとか悪いとかってジャッジするつもりは毛頭なくて。
あくまでも、
わたしは嫌やし、そんな親で在りたくない。
ただそれだけの話。
子どもが何かをやり遂げたものの、満足のいく結果を残せなかったとする。
それに対して親がイライラする必要はないと思うんよ。
だって関係ないからね。
こう言うと冷たく感じるかもやけど、シンプルに言うとそうなる。
ここで、
「はー?!親やねんから子どものことで感情的になるのは当たり前やろ!」と吠えたい人もいると思う。
その気持ちもめっちゃわかります。
でも、それは違うと今のわたしは思ってます。
そうやって、子どものことで必死になり過ぎると、子どもがどんな風に感じてるかとか、子どもが本当はどうしたいのかとか。
そういう大事な面が見えなくなってしまうと思うんよ。
わたしが母親になったのは21歳の頃。
まだ若かったし、むかしは結構オラオラしてました。
何かにつけて、子どもにあった悪い出来事を自分のもののように扱ってた時期があります。
子どもが友達から何か嫌なことをされた!なんて日にゃ、ブチブチに切れてましたよ。
それが、子どものことを考えてると勘違いしてたところもあります。
今思えば、ほんと自分のことしか見てなかったなと思うんよね。
子どもにベクトルを向けていたら、こんな風にはならない。
子どもに嫌なことや残念なことがあった場合、子ども本人が1番その想いを抱えてるんよね。
もし子ども本人が「大したこと」と思ってないなら、それはそれでいいと思うし。
わざわざ「問題」にする必要はない。
そこに親が子どもの気持ちを無視して、自分の感情を被せるのは良くないと思ってます。
子どものことで、親が子どもの前で自分の感情をむき出しにしてしまったら、子どもは自分の本音を出せなくなると思う!
子どもが、がんばったけど上手くいかなかったとき、
わたしなら、そこでどうしたいかって。
子どもの気持ちを知りたい。
それだけやねんな。
子どもがガッカリしてたら、
「悔しかってんな〜」
「辛かってんな〜」
「悲しかってんな〜」
そういうのを感じ取りたいと思ってるんよね。
子どもの本音の部分を共有できたら嬉しいなって思ってます。
子どもが凹んでるときに、自分も悔しいからって
「くそダボ!」
「むかつくー!」
とかってなりたくない。
子どもが参ってるときに、
「あーあ…最悪や…」
「はぁーもうあかんわ…」とかって
子どもの前で過剰に落ち込みたくない。
これは、子どもを追い詰める行為やと思ってます。
自分の感情に素直に生きるって素敵なことやと思ってる。
けどさ、これやと完全に自分の感情しか見えてないもん。
わたしは、そんなの嫌やな。
子どもが失敗なんかをして、親がイライラしてたり、すんごいダメージを受けてるのが目に見えてわかると、
子どもはダメージ受けてる上に、親に何も言えなくなったり甘えることが出来なくなってしまうかも。
それって、かわいそうやと思うねん。
わたしが子どもの頃そうやったん(笑)
はっきり言って、親のそういう想いって重いと思う。
結果を出せないとイライラして怒る親ってのは、
子どもにしたら怖いよ。
結果を出せないと、やたら落ち込む親を毎回見てたら、子どもは自分のことを「自分はダメな子や」って、責めるようになるかもね。
そして、失敗を恐れるようになる。
そらそうやんね、失敗したら親がイライラすんねんで。
失敗したら、この世の終わりくらい親に落ち込まれてん。
失敗できなくなると思うよ。
親がそのつもりなくても、子どもは『責められてる気分』になるかもしれない。
『自分が失敗すると親が不機嫌になる』。
これって、めっちゃ恐ろしい呪いやと思う。
子どもがそう思い込んでしまったら、もう成功できるやろうと思えることしか挑戦できなくなるかも。
そうやって、親が子どもの可能性までも潰すかもしれないね。
そのくらい、子どもにとって親というのは、絶対的な存在で影響力のある存在やと思ってます。
子どもは必要以上に親に気をつかう子になるかもね。
自分の本音を親に言えない子になるかも。
親は気づかないかもやけど。
自分が完全に出来てる出来てないは分からんけど、気を付けたいなってわたしは強く思ってます。
中3の長女。
普段は抱っことか、もうさせてくれなくなったけど(笑)何か泣くほどに辛いことや悔しいことがあった時は、わたしに抱きついて泣いてくれるんです。
それって、本当に嬉しいこと。
わたしは、自分の子どもが悔しい思いをしたり、辛い思いをしてたら、そこに寄り添いたいと思っててね。
一緒に泣いて「そうか。悲しかったなぁ〜」って、子どもの気持ちを汲み取りたい。
そうすることで、子どもは負の感情を解放できてラクになれると思ってます。
気分が下がって弱ってるときって、『わかってもらえる』だけで気持ちがラクになれたりすると思うんよ。
生きてる限り、上手くいかないこともあるし失敗だってたくさんする!
その時に、前に進めるチカラを子どもに付けてもらいたいと考えてるんよね。
そらね、わたしだって全っっ然!完璧ちゃうし普段ギャーギャー怒ってたりするよ(笑)
でもね、子ども自身に起こった良くない出来事は客観的に見るようにしてます。(てか、そうしていくうちに、そう見られるようになりました。)
子どもの人生は子どものもの。
そこは親やからって勘違いしちゃいけないと思ってます。
親の思い通りになってないから不機嫌になるわけでしょ?
要は、そういうことですよ。
こう言えば、どんだけ独りよがりな事なのか分かるかな〜なんて。
とはいえ、大人だって感情をコントロールできないこともあると思ってます。
頭で考えることより心で感じることの方が抑えがきかなかったりするよね。
そこは、そのままそう伝えればいいと思う。
そしたら、子どもだって『そうか。自分のせいで親がイライラしてるわけじゃないんや』って安心すると思う。
そこを、ちゃんと伝えるって大事やと思ってます。
なんで子どものことで一喜一憂するかって、
『こんなにも本気になってしまうほど、あなたが大事!』みたいなことでしょ?
ちゃんと子どもに伝わるように、大事な本音の部分を伝えなきゃね。
ただ不満そうにしてるだけじゃ、わからない。
言葉にして言わなきゃね。
子どもは一心同体でもなんでもない。
別のひとりの人間ということを忘れちゃいけないよね。
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