子どもの感情を大切にしたい。被害者意識を植え付けないために。

子ども

 

 

わたしには中学生、小学生、4歳児の3人の子どもがおるんやけど。
わたしがずっと子育てで大事にしてることは、

子どもの感情

わざわざ問題にしないです。

 

 

末っ子が外で遊んでるとき、道にお菓子を置いてたら、
カラスに持ってかれてギャン泣きしてました。

 

それをみてたお兄ちゃんは爆笑。

 

それを知った母であるわたしも爆笑。

 

お菓子を取られて悲しかったんよね、末っ子。
笑ってごめん。
そのようすが可愛くて可愛くて、つい笑っちゃった。笑

 

新しいお菓子を渡したらケロッとしてた末っ子。

 

カラスは悪気なんてないよ。(知らんけど)

 

 

 

先日、いつものように末っ子と同い年の男の子Aくんと、
その子の妹ちゃんBちゃんがピンポーンって誘いにきてくれた。

 

末っ子は嬉しそうに遊びに行きましたよ。

 

で、少し経ってから末っ子が家に戻ってきた。
恒例の…おやつを取りに。

 

「今な、○○くんと遊んでるねん」と、
さっき誘いにきてくれたAくんとは違う子の名前があがった。

 

わたしは、
「え?○○くん?なんでAくんら誘いにきてくれたのに遊んでないん?」って聞いた。

 

そしたら、なにやら、
ピンポーンってきてくれたAくんBちゃんのお姉ちゃんたちの友達がいたらしく、末っ子が言うには
「私とは合わないから遊ばないねんて」とのこと。

 

ようは、
AくんとBちゃんのお姉ちゃん(小学生)のお友だちが来てて、
うちの末っ子をあまり良く思わなかったということやろう。(たぶん)

 

いつも、小学生の子たちも一緒になって遊んでたりするねんな。

 

で、うちの末っ子はその小学生の子に「合わないから遊ばない。バイバイ」っていわれたから
一緒に遊べないんやなと判断して、他の子と遊んでたわけだ。

 

こういう場合、あなたが親なら、
自分の子どもになんて声をかけますか?

 

わたしはね、一瞬イヤな感情がわいたよ。
たくさんいた子どもたちの輪に我が子を入れてもらえなかったわけです。
たぶん、多くの親がイヤな感情を抱くんじゃないかなと想像する。

 

我が子のことは、なんてったって可愛いし。
我が子のいいところ、いっぱい知ってるし。
我が子に悲しい思いはさせたくないし。

 

もしかしたら、『我が子と合わない』という子どもを悪者にしてしまう親もいるかもしれないね。

 

わたしは、はじめて育てた子ども(長女)が小さい頃こういう事が起きたとき、
相手の子どもに嫌悪感を抱いて
『なんてイヤな子どもや』と思ったことがあるよ。

 

そして、悲しんでるのか、ただ起きた出来事を報告しただけかわからん我が子に

「そうなんや…。意地悪やな。そんなん言われたらイヤやな。」って、

子どもの気持ちを聞かずに自分の感情を押し付けたことがあります。

 

 

これは、しない方がいい。

 

 

話を戻すけど、うちの末っ子はべつに悲しんでるわけでもなく、
『一緒に遊べない』なら、『どうしよっかなぁ〜』って感じやった。

 

わたしは、末っ子から、
「私とは合わないから遊ばないねんて」と聞いて、
少しざわざわしたんやけど。

 

「そうなんやぁ〜。」で、終わらせました。

 

末っ子は普通に他の子と楽しそうに遊んでました。
そのあと、外を覗いてみたら、
ピンポーンって誘いにきてくれたAくんとその妹ちゃんBちゃんが末っ子のところに来てくれてました。

 

そして、遊びから帰ってきた末っ子は
「AくんとBちゃんな、あとから一緒に遊んでん。
私と合わないから遊ばないって言ってた大きい子もな、最後“おいで”って言ってきてな、
バイバイしてんで〜」と話してくれました。

 

うん、良かったね。
ほんと良かった。

 

わたしがもしも、うちの末っ子に「合わないから遊ばない」って言った子を悪者にしてたら、
末っ子は被害者意識を持ってしまったかもしれない。
それは、わからんけど。

 

4歳や5歳にもなると仲間はずれなんかも起こると思うし、
小学生くらい大きくなると故意に好きじゃない子を輪から外そうとする子もいるやろう。
それは自我が芽生えて、それをはっきり主張できるようになった証かもしれない。

 

みんな仲良くできれば、いいとは思う。
けど、嫌いまでいかなくとも好きじゃないって人は結構いると思う。笑
小さい子どもたちの場合はどうなのかわからんけど、少なくともわたしは幼少期だってそうやった。

 

逆に我が子が『あの子、苦手やねん』なんて場合には、無理にでも仲良くせなあかんよ!なんて言いたくない。
理由がどうであれ、全員と仲良くしなきゃいけない、というのはなんだかおかしい気がするから、わたしは言いません。

 

合う合わないは、子どもでも大人でも普通に起こり得ることやと思うから。

 

だから、我が子と合わないと思う子がいても、なにもおかしくないわけや。

 

それは、相手の子どもが悪いわけでもないし、
もちろん我が子が悪いわけでもない。
だ〜れも悪くないねんよな。

 

たまたま、その時はなんとなく合わなかっただけ。
数年経って、なんか知らんけど仲良くなるなんてこともあるあるやと思うんよ。

 

故意に嫌がらせをしようなんて賢い子どももいると思う。
やけど、そこで被害者意識を植え付けたところで、特にいいことないんよね。
むしろ、我が子がしんどい思いするだけやと思う。

 

『誰かのせいで悲しまされた』

『あの子があんなこと言うからイヤな思いをさせられた』

『あの子がこうすれば、自分はイヤな思いしなくていいのに』

そんな受け取り方をするようにはなって欲しくないんよね。
そんな周りに振り回されるような考え方は、これから生きていくのに、
生きづらくしてしまう考え方やと思ってるから。

 

だからわたしは、我が子の感じたことを聞いて、そのまま受け入れて、悲しいときやツライ時は、
「そうかぁ〜悲しかったんかぁ〜」って抱きしめてヨシヨシする。
それだけです。

 

感情って、感じきると消化できたりする。
これは、わたしが経験してます。

 

我が子の前で相手の子を責めたりしないし、
我が子が悲しんでることを相手の子のせいにしない。

 

自分の感情は自分のものとして扱えるようになって欲しいなぁ〜なんて、親の希望もあります。笑

 

子どもの気持ちに大人の気持ちを被せて、
子どもの気持ちが見えなくなるようなことだけはしたくないなと日頃から思ってます。

 

子どもにとって『たいした問題じゃないこと』かもしれないことを、
大人の経験で『大きな問題』にしないように気をつけたい。

 

案外、子どもの方が平気やったり
切り替えが早かったりするんよね♪

 

 

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