子どもを置いて家を出たお母さんは本当に酷いのか。

思考

 

 

『あるお母さんが離婚をしたらしく、
子どもを家に置いて出て行ったらしい。』

 

 

 

 

これを聞いて、どう思いますか?

 

「子どもを置いて自分だけ出ていくなんて信じられない。」

 

「子どもを捨てた親。」

 

「自分のことしか考えてない。」

 

「なんて酷い母親や。」

 

「子どもが可哀想。」

 

 

とまぁ…こんな感じでマイナスのイメージを抱くこともあると思う。
実際にこういう声を聞くこともある。

 

ただ、”そう思った人”が”そう感じただけ”で、
それが真意かどうかはわからん。
ほんと「うわさ話」ってのは怖いなぁと時折思います。

 

表面的にみると
『子どもを手放した母親』に映るかもしれない。

 

このような時にわたしが気をつけたいと思ってるのが、
批判されそうな側の立場・心情なんかを考えること。

 

傍から見てるだけなのと、
実際その立場にあって考えるのとでは、

えらい違ってくるからね。

 

人の家庭の事情なんて、他人が見ただけで全てを把握するなんて無理。
「本当はこうしたいけど、こうしたらこうなるから、こうするしかない」なんてことは、よくあると思う。

 

もしかしたら子どもが幼稚園や学校なんかに通ってて、
そうなると子どもを連れて離れた場所に行くというのは子どものことを考えると難しいと判断したのかもしれない。

 

もしかしたら夫の親なんかがいて、
『追い出す』ということが難しくて
『出て行く』という選択しかできないのかもしれない。

 

もしかしたら子どもにとっては普通に暮らせる環境やけど、
そのお母さんにとっては生き地獄のような環境で、
もうどうにもこうにも耐えられないという状態なのかもしれない。

 

“お母さん”に限らずやけど、
例えば生きてることが辛すぎて自殺でもしたとしよう。

 

そうなると、
「そうなる前に逃げれば良かったのに」
「周りの人が気づいてあげてたら…」
「そこまでなら離婚すれば良かったのに」
とか言ったりする。

 

なのに、そうなるまでは
「子どものために我慢すればいいのに」
「大人なんやから、そのくらい耐えろよ」
とか軽々しく言う人もいる。

 

子どもと離れて暮らすことになったとして、
それが子どもへの愛情がないと思い込むのは浅はかやと思うし、
一緒に暮らして子育てしてるから偉いとかいう話でもない。

 

「子どもの側にいない(いられない)」けど、それが深い愛情の場合だってあると思う。
目に見えるものだけで愛情のある・なしを判断する人が、本当に愛情深い人なんやろうか…
とか思ったりもする。

 

最悪の事態が起こる前に行動を起こして欲しいと、個人的には思います。

わたしが言う”最悪の事態”というのは、
『考えることができなくなる』状態かな。

もしかしたら一般的にいう「最悪の事態」よりも、ずっとずっと前かもしれない。

 

だいたい、死んでるように生きる必要はないわけです。
どうせ放っておいても人間いつかは死ぬからね。
生きてるときは、ちゃんと自分の人生を生きるのがいいと思う。

死ぬまでの時間に限りがあることを忘れちゃいけない。
勿体ない人生になっちゃうかもよ。

 

まあ、他人が考えてみたところで、
自分の想像の範囲内のことくらいしか思いつかないわけで、
実際は全然ちがったり…ね。

 

当事者と、赤の他人が考えるレベルでは、
かなりの差があるということを知ってた方がいい。

 

物事の一部だけを切り取って判断するのは良くないよね、って話でした(笑)

 

 

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