「自分を大切にできてこそ周りも大切にできる」というと、それは違うという人がいる。

 

 

【自分を大切にできてこそ周りの人のことも大切にできる】

と、今のわたしは思っている。

 

そう発言すると、
「それは違う」とか「ふつう逆やろ」とか
「頭わるい」とか「バカ」とか言う人がでてくる。

 

わたしも、人のことが先だなんて思ってた時期があったような気もするわ…
というか、そう思わないといけないと思ってた気がする…(あんま覚えてないけど)

 

だけど、それで、その時期に幸せやと感じられなかった。
なんか知らんけどイライラすることが多かったと思うし、満たされてないと感じてた。
ひとの幸せを羨んで、嫌な気分になってた。
ひとの幸せを心から喜べなかった。

 

そんな自分が嫌で。
そんな自分を好きになれなくて、
だから、視点や発想、考え方の癖を変えていったんやと思う。

 

 

多くのひとが言ってるような気がする。
子どもの頃に色んな大人から教わった気がする。。

 

『周りの人を大切にしなさい。
そうすることで、自分も大切にされる。』

 

こう表現するのは、今のわたしからしたら危険なにおいがするんよ。

 

コレつまり、
『自分が大切にされるために周りの人を大切にしろ』ってことになる可能性があると思うんよね。

 

 

なんてやらしいんや…笑

 

 

周りの人を先に置いて自分を後回しにすると、
他人に振り回されることになると思うねんな。

 

で、周りの人を大切にしようと頑張ってるけど、どうも自分のことは大切にされてない。(気がする)
大切にされてると感じない。

 

そんなふうに感じてしまったら、もう誰のためでもなくなるわけ。
下手すると不満さえ出てくるかもしれん。

 

わたしは、この循環に陥りたくないねんよ。

 

たぶん昔のわたしは、
周りのせいにすることが多かったと思うし、
周りを変えようとしてたと思う。

 

 

そんなこと、できないのに。

 

 

『周りの人を大切にしようと頑張ったら、自分も大切にされるか…？』
そんなこと、わからんよ。
大切にされるかもしらんし、されへんかもしらん。
そもそも、なにをもって『大切にする』かなんて、基準は人によって違うしね。

 

その「大切にされへんかった(気がする)とき」に、
悲しくならないなら、
苦しくならないなら、
怒りがでてこないなら、
それでいいと思うんよ。

 

でもそこで、
「せっかくあなたのことを想ってやったのに」
「こんなにあなたを大切にしてるのに」
「あなたのためを思ってがんばってるのに」

 

「のに」「のに」「のに」……

 

そんなふうに感じると、すごくしんどいと思うねん。
こんなふうに見返りを求めてしまう可能性があるこの発想が、わたしの危険やなと感じる理由。

 

コレに陥ると、自分が気分良くないうえに、
周りも気分良くないんよ。
自分もしんどいし、その周りにいるひとたちもしんどいと思う。
なんなら、うざいかもしれんね。

 

だから、わたしは、

 

 

【自分を大切にできてこそ周りの人を大切にできる】

を選ぶ。
まずは、『自分を大切にする』ということを採用したい。

 

自分を大切にしてたらね、
自分がいつもご機嫌でいられるんよ。
そしたら、自然と優しい気持ちでいられるんよね。

 

『自分が好きなことや、自分がやりたいと思うことをやる。』
コレは自分を大切にすることやと思ってるんやけど、
そうやってるとね、自分が満たされるねん。

 

だから、気分が良い。
だから、ご機嫌さん。
だから、ニコニコしてる。
だから、優しくいられる。
だから、ちっさいことにイライラしない。
だから、許せる幅が広がる。

 

これはね、周りの人を大切にすることに繋がると思う。
もちろんいつもいつも、そんな風にいられるのかって言ったらそうもいかなかったりするんやけど（笑）
それでも、不機嫌な時間っていうのは、かなり減ると思う！

 

例えば、自分の好きなことややりたいことを
「子どものために」我慢してると、
仕方ないなと思いつつ、
やっぱり沈んだ感情を感じることになると思う。

 

それを必死で隠したり、自分の感情を見て見ぬ振りする人って、
実は結構いるんじゃないかなぁ…？

 

そういう状態のひとって、どこかピリピリしてたりイライラし易かったりすると思うんよ。
スーパーなんかで、子どもにえらい怒鳴り散らしてるお母さんとかおるけど、
あれはそれだけお母さんが追い詰められてるんやろなぁと、わたしは思う。

 

それを見る周りの人は幸せかっていうと、そうじゃないと思う。
なんや分からんけどイライラしてる…
そんな人をずっと見てるとね、正直気分いいもんじゃないと思うんよ（笑）

 

家族でも恋人でも友達でもいいんやけど、
自分の大切な人が自分のことを後回しにして、
周りの人を大切にしなきゃって頑張ってたら、
嬉しいのかな？

 

わたしは嫌やな。。
逆に悲しくなったり辛くなったりするかもしれない。

 

「もっと、自分の好きなことやってよ！」
「もっと、自分のやりたいことやってよ！」
「もっと、自分のこと大切にしてよ！」

って、思うな、、。

 

『他人のため』っていうと聞こえがいいから、それを信じたくなるのかもしれない。

『自分のため』っていうと自分勝手な感じがして、イヤな奴に映りそうやから、信じたくないのかもしれない。

 

でも実は『自分を大切にする』って、すごく素敵なことで、
他人のせいにしたりしない、
恩着せがましくない考え方やと思うねんな。

 

イライラもニコニコも伝染する。
これは、誰もが経験してることやと思うねん。
でも、自分のことは見えてなかったりする。

 

わたしはできるだけ、ご機嫌でいたいと思うし、
人に優しく在りたいと思ってる。

 

その状態でいられるようにするって、
自分を大切にできてないと難しかったりするよな、って実際に感じてる。

 

もしも、「誰かのため」にしてると思ってるけど、
そこに被害者意識や自己犠牲を感じないなら
それは、「自分のため」にしてるということやと思う。
表現方法がちがうけど、結局言いたいことは同じってやつ。

 

『誰かが喜んでくれると嬉しくなる自分のためにやる』というのは、
わたしが言うところの
「自分のため」にしてる＝「自分を大切にする」ということなんよね。

 

 

まぁなんにせよ、

 

「他人の考え」が自分と異なるからって、人を傷つけていいって話じゃないし、
自分の考えで相手をねじ伏せようとしてんじゃねーよ（笑）

 

 

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