子どもの側にいられるって、本当に幸せなこと。

子ども

 

 

長女(中3)は、ただいま受験生。
この子は親のわたしから見ても尊敬できる子でね。
性格的に雑さは残しつつ(笑)やることはキッチリやるという。
お小遣い帳を小学1年からつけ続けて、自分でしっかり管理できてるというのは、わたしにとっては信じられないくらいスゴイこと。笑

 

基本真面目なんやけど、ガチガチな石頭ではなくて、ゆるさはちゃんと持ってます。

 

長女はこの歳にしては色んな視点を持ってるし、考え方がしっかりした子やと思います。(わたしの中学時代とは大違い)

 

 

長女の夢は小学生のころからダンサーなんやけどね。(歌にも興味あり)

 

小学2年からダンスを習い始め、
中学もダンスをしたいという気持ちはあったものの、
勉強と部活で時間が足りなくて、この3年はダンスをやることを我慢してました。(不器用)

 

でも毎日ストレッチはしてるようで、
ずっとダンスをやりたいっていう気持ちは強く持ち続けてるんよね。

 

でね、この前。

 

とつぜん娘が
「東京の専門高校に行きたい…」と言い出したんよ。

 

わたしは、「へ??」ってなりながらも、
娘の話を聞いていました。

 

娘は泣きそうな自分を抑えながら、
くるっと背を向けて、
「ダンスや歌を学べる専門の高校があるみたいやねん。
もし行けるなら、一人暮らしせなあかんけど…それでも行けるなら行きたい…」って言いました。

 

わたしの頭は真っ白ですよ。
だって、一緒にオープンハイスクールに3校も行ったし、
その中で『この高校雰囲気いいし、好きなことが学べそうやね!』っていう高校もあって、
てっきりそこを受験するもんやと思い込んでたからね。

 

娘自身もそうするつもりやったらしいんやけど、
雑誌を見てて『ダンスが学べる専門高校』の存在を知ったんです。
そこから娘は自分でネットで検索して色々調べてたみたい。

 

いままでは、そんな高校があるということを知らなかった。
だから、普通に高校受験するという選択肢しかなかったわけです。

 

わたしも中学卒業後に行ける、そんな専門の高校があることを知りませんでした。

 

娘との話し合いの詳細は長くなりすぎると思うので割愛しますが、

 

結論としては

『総合学科の高校を受験して、ダンスは習う。』

 

「現時点で専門高校に大金はたいて入らずとも、夢は叶えられる」という結論に達したからです。

 

 

娘から東京に行きたい。一人暮らしをしようとも考えている。ということを聞いて、
わたしは思わず号泣。笑

 

「娘がもはや離れるなんてイヤやー!娘がいなくなるなんてイヤやー!えーん!」って泣きました。
少し時間が経った今でも、その感覚を思い出すと涙がでます(笑)

 

でもね、わたしは娘のやりたいことは全力で応援したいし、できる範囲で協力したいと考えてるんよ。

 

「そんなん甘い」とか
「できるわけない(なれるわけない)」とか、

そういう類の言葉は絶対に言いたくないんです。

 

それは、わたしがやったことないだけで、娘にはできる可能性があるからね。

 

 

専門高校に行けるようなお金があれば、寂しいけど行かせてたかもしれない。
基本、本人が本気でやりたいということには反対しないから。

 

だけど、わたしもほんとパニクってて、時期が時期だけに(中3の9月という)焦りよったんよ。

 

娘がそこに行きたいなら、行けるようにしなきゃいけないという思考になって。
ネットでどんなところがあるのか調べて何校かの資料請求はすぐしたし、ネットから「寮はありますか?」とか質問も送った。

 

見学会や体験も、遠いけど行こうとしてました。

 

冷静さを失ってたな、って思います。

 

人に相談したり、いろいろ調べて色んな意見を知るうちに、ちゃんと考えられるようになって。

 

子どもの言いなりになることが応援や協力ではないな。
と思ったんです。

 

なんて言ったら伝わるのかわからないけど、
『10万握りしめてベンツが欲しい』って言っても、その時点では買えないわけで。
ローンとかもあるけど。

 

うちは家も建てて、旦那が美容室をオープンさせようとしてる時期で、
教育ローンまでは正直厳しいと思った。

 

長女のために、わたしが朝から晩まで毎日働く!とかは、したくないし(笑)
そうなると、わたしも息子や末っ子なんかも犠牲になると思う。
それは違うな、と思ったんです。

 

「できる範囲で!」最善を尽くそう。
そう思いました。

 

家だってなんだって、お金をかければいくらでもええもんが建ちます。
でも、そうじゃないんよな。
「ここまでの金額で」
「その中で最高のものをつくろう!」
それがいいと思ってます。

 

娘にはやりたいことを持ち続けてもらって、できる限りチカラになりたいなって思います。

 

 

『娘が家からいなくなるかもしれない』

 

そう実感したとき、ほんとにつらくなって寂しくなった。

 

ずっと側にいて欲しいと思った。
一緒にいられるって、なんて幸せなんやと思った。

 

子どもはいつか家を出るかもしれない。
それを初めて、本気で感じた。

 

普段はうぜーなぁ、めんどくせーなぁ、うっせーなぁ、なんて思うことは多々ある(笑)
同じ場所にいるのが当たり前になってると、気づけないってことは色々あるね。

 

今回、娘に再確認させてもらった。
やっぱり、
『ああ〜ほんま子どもら大好き!かわいい!』って心底思う。

 

子どもが子どものうちに、いっぱい抱っこしてよしよししとかなきゃ!と思った。

 

子どもが小さいうちは気づかなかったけど、ほんと離れるかもしれないんよね。

 

子どもと過ごせる時間ってのは、
ほんとーーーに貴重や。

 

高校を卒業する歳には、また家を出てやりたいことをやると言うかもしれない。
それは、すごく嬉しいことやけど、やっぱりめちゃ寂しいよ。

 

『しまった!しっかり育ちすぎた!』と思った(笑)

 

やけど、これからも子どもたちを応援したいし、できる限りチカラになりたいな!!
わたしの寂しい気持ちや、こんなに大好きやって気持ちは正直に伝えつつ(笑)
本人にとっての最善な方法を選んでもらいたい。

 

来月は娘の誕生日やから、久しぶりに娘に手紙を書こうと思う♪

 

 

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