前回の記事の後半にも書いた、
『古〜い時代の自分の苦労話を自慢する』大人が、
めちゃめちゃ嫌いなんやけど（結局ハッキリ言う笑）
それについて勝手に述べようかなと思ったので書きます。
「私の子どもの頃は…」
「私の若い頃は…」
こんなに苦労した！
こんなに我慢した！
こんなに努力した！
いかに自分が大変な思いをし、
いかに自分が頑張ったのか。
それを盾に相手を抑え込もうとする人が好かん。
というか、
そんなん知らんし
面倒くさいわ。笑
だって、それは
ただ、あなたがその時それを
選択したってだけのことでしょ？
と、思うのだよね。
『自分はこんなに大変やったんやけど頑張ってね、
その時の自分があったからこそ、
こんないい事があったよ。』
そういう話なら、聞ける。
全然イヤじゃないし、
前向きな話やなって感じるな。
やけどね、
自分の辛かった経験を、
たとえ自分の子どもやとしても
自分以外の人間に強要するのは
どうかな？って思うんよね。
それって、ただの押し付けやん？
『自分はこうした。
だから、おまえも同じようにしろ。』
『自分はこんなに努力した。
だから、おまえも同じくらい努力しろ。』
『自分はこんなに大変やった。
だからおまえもそんな甘いこと言ってないで苦労しろ。』
わたしはこういうのが気に食わんのよね。
ほんでもって、その通りにしたとして
目指すとこアンタかよ…。
みたいな（笑）
決めるのは本人。
支配するのやめようよ、ってことやねんけど。
それは常に意識していることで、
親子であっても、
自分の人生とごちゃ混ぜにするのは良くないって思ってるよ。
『“人”と“人”の境界線』は、
どんな関係性でも大事やと思ってる。
やたら過去の自分の苦労話を持ち出す人ね。
べつに苦労を選ばないことも出来たはずなんよ。
こういうタイプの人は、
「いや！それしか選択肢はなかったんや！」とか言いそうやけど。
違う選択もできたの。
だけど、苦労することに
よりメリットを感じてそうしたんやろう。
ほな、それでええやないか。
巻き込まんといてーてなるわ。
過去の苦労話を武器のように振り回す人とは、
とても相性が悪いです（笑）
「もっと苦労してる人もいる。」
「もっと我慢してる人もいる。」
「もっと辛い目あってる人もいる。」
そんな、ズーンと気分が沈みそうなことを言うけど、
「もっと楽しい思いしてる人もいる。」
「もっとラクしてる人もいる。」
「もっと恵まれてる人もいる。」
からね。
こうは言わないんよね。
不思議やね。
わたしはね、どちらかと言うと
自分の子どもの頃の最低な話をしますね。
ほんま今思うと、わたし最悪やったんよ。
ほんま悪いヤツやったなぁ〜って、
子どもとして（笑）
自分がアホな事ばっかしよったから、
子ども達を見てて、
『めっちゃ偉いわー』と思うことの方が多い。
子どもらにね、
「ママ、子どもの頃こんなことやった事あるし(大人に怒られる事とかあり得ないと思うような事)…
今からしたら考えられへんな！ははははは！」
みたいなことを言うてやね。
ほな、子どもらが
「ママ、悪い子どもやったな！ははははは！」
みたいな会話になるわけですよ。
あのね、
こっち側の話のなにがいいかって、
楽しいねん！
ん？
ま、それだけやけど。笑
そんな親のダメやった事とか話しても、
子どもら『じゃあ、自分もそうしよーっと』
って、ならんねん。
ならんわー。
最近よく言われるけどさ。
そんなね、助長になるようなことにならんのよ。
そんなに子ども馬鹿じゃないんだわ。
親がこんな悪いことしてたなら、
自分は全然マシやから色々もっとサボろ〜、
とかもならんねん。
ならんよ。
もっと子どものこと信じても大丈夫。
数年前にね、
元々わたしが良く思ってない赤の他人の年配の方から
『自分の古〜〜〜〜〜〜〜〜い、過去の苦労話』
なんかをつらつらされた事があるんやけど、
「知らんし。」
って、ほんまなったもんね。
そんなこと全く興味ないし。
気持ち悪いとさえ思った（笑）
あなたは、そうしたのね。
だから？
ってなるよ。
親子でも同じやろう。
(ドMの子どもならわからんけど。)
生きてたら毎日選択の繰り返し。
今 やるかやらないか。
今 食べるか食べないか。
今 洗濯物を畳むのか畳まないのか。
今 トイレに行くのか、
なんとなくギリギリまで我慢しとかな損した気分になるから限界に挑戦するのか…。
選択する毎日です。
洗濯する毎日です。
………………
…………………………
その人がどちらを選択するかは、その人の自由。
決めて行動して、その道を歩むのは本人。
押し付けはやめませんか！
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